GoogleがYouTubeを買収すんだってね

ああ、やっぱりそうきたか。
ちょうどこのニュースを聞いたとき、ウェブ進化論(ISBN:4480062858)を読んでる途中だったんですよ。なんで今頃になって読んでんだという突っ込みはグッとこらえていただくとして、そいでちょうどですね、157〜8ページあたり「テキスト情報の集約は技術によってかなりなとこまでなんとかなってるけども映像コンテンツを集約して自由に情報として検索すんのはまだ技術オンリーではキツいので今後どう転ぶかわからんよ」みたいな話があって、当然のようにYouTubeのことを思い出していた。この本が出版された頃にはまだYouTubeは今ほど有名でなかったこともあってか取りあげられてないのだけど、情報検索の利便性はフォークソノミー(でいいの？)的な力に委ねつつ、コンテンツ自体も画質とかより操作性、プレビュー・ちょい見のしやすさを重視したつくりで、なにより人がいっぱい集まってるってのが強い。おそらく現段階ではこのアプローチの方が純粋にテクノロジーでどうこうするより得策、となるとGoogleがこの分野で本気で覇権を狙ってるならばYouTubeは取り込むだろうな、と思いながら本を読んでいた。そこへちょうどニュースが飛び込んできたので、おおなんだかシンクロニシティ、とか思ったりしたのです。
いや、そんだけなんですけどね。オチとかはなし。