対等の感覚を持て

http://www.irev.org/ronri/giron1.htm
議論に勝つ原則。ひとつ、議論の相手と対等であるという感覚を持つこと。対等でない相手との間では議論によって相手を説得する意味はない。力関係で上の者が勝つに決まっている。

議論の相手を「君」と書く失礼な文章だからである。

ちなみに「あなた」と書くのも失礼らしい。

id:guideさんは議論が好きで、礼を失した相手が嫌いのようなのだけど、はげしい違和感を覚える。きっとそれは俺がid:guideさんの書く文字列を自分の知ってる言語だと勝手に仮定したうえで読んだがために起こっている違和感なのであって、きっと正しく意味を読み取れればちがう感じを得られるのだとは思う。

言葉が通じない相手と対話したければ相手の言葉を学べばよい。相手の言葉を学ぼうと考えるのは自分の言葉が相手に通じないことがわかるからだ。いっぽう明らかに通じていないのに自分の言葉が相手に通じていると信じて疑わない人もいる。通じていると信じてはいないまでも、通じていないなど夢にも思わない人もいる。たとえば幼児だ。たとえば赤ん坊だ。
幼児と成人は対等ではない。赤ん坊と成人は対等ではない。泣く子には勝てない。赤子を議論で説得する、なんて無意味な文だ。