学歴ネタといえば最近のアエラにもそんなのがあったよねー

例によって中吊りしか見てないんですが、たしか最近のアエラに「桜蔭女vs開成男の卒業後を比較」みたいな見出しがありましたね。桜蔭や開成なんて関東以外の人間にわかるのかどうか疑問だし関東でも受験とか高学歴にまつわる人生送ってないとなんのこっちゃら通じそうにない名前だと思うんだけどなあ。
何を比較したいのかはどうせどっちがセレブな生活してるとか国家中枢にいっぱい潜んでるとか年収がどうとかなんだろうと記事読んでもいないのに予想してみますが(たしか年収どうこうは中吊りにも載ってたな)、そういう週刊誌的な比較をすると桜蔭女の方が圧倒的に有利というか期待通りなその後を歩んでいると思いますよ。なんつーかまあ、純度が違うんじゃないですかね。
純度って書いたのは、入学時点を考えたとき開成よりも桜蔭の方が生徒の質が一方向に揃ってるんじゃないかという意味。東京圏において中学受験や高校受験で最難関を目指すとき、男には最難関という基準だけでもそこそこ選択肢があるというか、母集団にも受け皿(最難関を目指せる環境としての中高)にもそれなりの数が存在するので、結果として各学校の入学者に統計的必然としてのバラエティが発生する。だけど女の場合は人数少ないうえに、受験の目的がかならずしも偏差値的発想にもとづかず各学校の特色とかが重視されているわけで、結果として進学という意味での最難関をめざすときにはみんながみんな桜蔭を目指してしまうような感じ。それで点数ですぱっと切られて上位者だけが入ってくるから、純度が高い生徒の集団になる。…もう中学受験なんてすげえ昔の話だからただでさえ古い知識も抜けまくりでただの妄想になっとるな。