金魚運動で全て解決します。保存会

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「団塊ジュニア*1男性の15%弱が30代前半時点で働いていない」らしい

団塊ジュニア世代の家計力〜小粒・堅実路線で消費へのインパクトは限定的〜」(via ニュースメモ(2007/07/22-2007/07/28) - socioarc)というPDFをみてて気がついたんだけども、最後のページにグラフとともにタイトルのような記述があってですね。
グラフによれば、30代前半における男性の就業率が

なんだそうで。ただしそのぶん女性の就業率が上がっているため、男女計就業率でみると72%前後であまり変わってないらしい。なお数字は国勢調査由来らしいが、そこからどのように算出したかまでは書いてない。
失業や無業以外にも理由はいろいろあって一概には言えないだろうけど、30代の数字だと思ってみるとけっこうインパクトがある。そのぶん女性が働いてるとはいっても、おそらく非正規雇用の割合が高くて、一労働者あたりの収入分布は上の世代の30代前半の頃に比べても寒いことになっているであろうことが想像される。
この先どうなるのだろう。団塊ジュニアの5歳下がちょうど三十路に差し掛かっていて、数年後には同様の統計が取れるだろうけど、たぶん似たような傾向か、男についてはもっと低い数字になるのではないか。10歳下になると、大卒時に就職氷河期を抜けているのでもう少し就業率は男女ともに上がっていそうだ。


ということで、団塊ジュニアよりちょい下であるところの俺は、働かなくても同世代中でさして珍しい存在ではないであろうことが確認できました。これで安心して仕事やめてニートになれますね。働いたら負けかなと思ってる。あれ?そういう話じゃない?