中国や韓国からのアクセスを無条件に制限することの偏狭さとか性悪説とか
http://d.hatena.ne.jp/matsunaga/20050604#1117819669
ここの話なんですが
(元は http://d.hatena.ne.jp/matsunaga/20050603#1117761238 とそこへの俺のコメント)
うちは韓国の話題はほとんど取り上げてない。あまり興味もないし。つまり、自分から積極的に「韓国への情報資源へのアクセスや在住者との交流」をまったくしない、特にするつもりもない人である。だからといって韓国性悪説に立つようなことは絶対にしたくない。
積極的にアクセスなり交流なりするつもりはないけど、来る者は拒まず歓迎する、というスタンスなんだと思う。べつに俺はそのスタンスについて争うつもりがあるわけじゃないんだけど、現実にSPAMや不正アクセスに悩まされている人にとって、それをシャットアウトするためにトップレベルドメインによる制限をかけることが極めて有効であり不都合が起こることもほとんどない、そういう状況にある人も多いということを言いたかった。
というか、そもそも情報発信者とサーバ管理人とでは立場が違うというのがポイントかなと思った。ここで制限どうこうっていってるのはDNSやIPのレイヤでの話で、サイトの内容へのアクセスとは別次元のことなんだよな。ようは、.cnや.krからのアクセスをブロックするのは、サイトの先頭に「中国・韓国からのアクセスお断り」って書くのとは同じではない、ということ。サーバ管理人は自分の管理するサーバの安全を有限のリソースで守るために効率的な手段をとるべきなので、トップレベルドメインやIPアドレスで制限をほどこすことも已むを得ない場合もあるでしょう。じっさいインターネットってそういう風に運用されてる*1。ネットワーク運営は性悪説に傾かざるを得ないもんだと思います。