金魚運動で全て解決します。保存会

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消えゆく「緑のおばさん」

http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200503120167.html

正職員の学童擁護員の平均給与は年700万〜800万円。通学時間帯以外は事務の手伝いや樹木の手入れをしている。財政改革が急務になった80年代以降、「給与が高すぎる」「道路事情が改善し、もはや不要になった」といった批判が各地で噴出した。

学童擁護員は夫をなくした女性が子育てと両立しやすい仕事でした。学校の安全を求める声が高まっている今、私たちが果たせる役割は小さくないはずなのですが……」

「夫をなくした女性が子育てと両立しやすい」=労働負荷が低く拘束時間が短く給与水準が高い、相対的にみて天国のような仕事、ということになる。ただ、交通戦争といわれた時代には需要はあったのかもしれないし、創設当初は臨時職員だったのが団交によって正職員となったという経緯があるそうで、70年くらいまでは相対的にそこまで無駄な高給というイメージはなかったのかもね。
ともあれ、高度成長期+交通戦争という背景あってこそ成り立ってた仕事だったってことだな。学校の安全というだけであればもっと安くで警備員を雇うだろうし。こんな労働条件の学童擁護員がいる学校となれば、むしろへんな恨みもった奴に真っ先にターゲットにされると思うぞ。