生理的嫌悪感ということばは万能
長文を書きかけたけど自分でうざくなったので消すボタン押した。かわりに短い文をかこう。とおもったけどちっとも短くなくなってしまった。
(id:tebukuro:20040526)
逆にいえば前者はただ「うぜえ」でもいい場合がある。なぜなら他者の言動に不愉快を感じることに具体的な説明が必ずしも必要でないからだ。たとえば公然猥褻等の罪には、多くの人が私的な性欲を見せ付けられることに生理的な嫌悪感を感じる、という他に理由らしきものが無いわけで(法律には疎いので間違ってたら指摘してください)、そしてアニオタエロゲオタUZEEEもこれに準ずるものだと思う。
昨日は「具体的な迷惑を被っているからうぜえと言っているのだ。」って言ってたはずで、それについては迷惑をかけない手段がとれれば歩み寄りもできようはずだったんだが。理由なき不愉快、生理的嫌悪感ってことばは議論を打ち切る最強の札だ*1。「ニンジンきらい」「ゴキブリきらい」と同列ってことだから。そらもうしょうがない。もう誰も突っ込めない。
それと同時に、その言葉を発した瞬間それ以上の要求を相手に飲ませることもできなくなる。相手にしてみればWIN-WIN関係の構築を放棄されたわけで、話してもわからんお方に対して聞く耳なんか持つ必要ないんだから。そのばあいの行動は議論以外のファクターできまる。それは人間関係や権力差だったり法規定だったり、あるいは損得勘定や快楽原理かもしれない。そういった条件によって「結果として自分の望む方向に物事が進む」と読んだうえで、「生理的にダメなんです」を発してあとは周囲の成り行きに任せる、というのはひとつの戦略としてはありだろう。もちろんそれによって生じるリスクも負わなければいけない。自分の望まない結果になったとしても相手に責は求められない、その場合はすべて自分が悪い。
これは「嫌い」の逆、つまり「好き」でも同様といえるのかな。好きなんだからしょうがないじゃん！って。そういえば「好きなものは好きだからしょうがない！！」というタイトルのショタゲがあったな。そうだよな、好きなんだからしょうがないよな。あー、もしかしてこういうタイトルを臆面もなくつけるあたりがエロゲ*2うぜえ派には障るところだったりするのか。
