キレる団塊世代の実例
きょう夜10時前くらいのこと。地下鉄の最後尾に乗ってたら、とある駅でおっさんが乗り遅れて扉に挟まれていた。挟まれていたというより片足片腕突っ込んでただけなのだが、車掌が出て来て*1なんとかせざるを得ないわけで
「危ないから次を待ってください」
しかし
「うるせえ!俺はこれに乗るんだよ!乗せろ!」
とおっさんは聞かず、けっきょく強引に乗り込んだ(というか足突っ込まれた状態で発車なんてできないので、しかたなく再度開扉してるうちに乗ってくるわけだが)。
それくらいならよくある話、しかし最後尾であったのが災いだ。そのおっさんは車内でも「この野郎」とひとしきり悪態を吐いたのち、次の駅で降りたかと思えばさきほど一悶着あった車掌に向かっていき
「おまえさっきのどういうことだよ!俺を電車に乗せないつもりかよ」
「だから安全のためですって、危ないから駆け込み乗車はなさらないように、ハイ閉まりまーす」
「誤魔化すんじゃねえよ!俺を乗せないつもりだったんだろう」
「そうではなくて安全のためにご協力願います、はい発車しまーす」
そうこうしてるうちに扉が本当に閉まりかけると、そのおっさんまた乗り込んでくる。そして落ち着きなく腕を動かしながら乗務員室の方を睨みつけ、次の駅に着いたらまた降りて車掌に向かっていき
「おまえどういうつもりだよ!さっきから」
「だから……」
そこで俺は降車したのでその先は知らない。近くに駅員でも居れば一声かけて知らせもしたが現実はそうもいかず、その後このおっさんと車掌と列車がどうなったのかは知る由もない。
あの調子で停車するたびに車掌と喧嘩し続けられるわけはないので、希望的観測を言えばその次あたりで鉄道警察に囲まれて連行、ってあたりが最善だろうか。各駅あたり30秒ずつくらいはおっさん一人のせいで運行遅延していたから、東京メトロは賠償金を請求する権利くらいあるのではないかなどと思ったりする。
あるいは他の客につまみ出されたり、あげく線路に突き落とされたり、してないよねーさすがにーあはははは。
なお、上のおっさんと車掌のセリフの細部はテキトウです(大意は間違ってないと思う)。また、あまりに至近距離だったため怖くて携帯写真は撮れませんでした!俺チキン。