金魚運動で全て解決します。保存会

旧はてなダイアリー id:mrnkn で公開されていた日記です。更新はされません。

いまごろ「電波男」を読みつづけています

3次元を捨て2次元へゆけ!どうせイケメンじゃないおまえらには初めっから3次元での恋愛市場への参加資格がないんだから恋愛したきゃ2次元いくしかないのよ!というおはなし。


俺ももう3次元での恋愛については諦めているのだが、自分のなかでそういう意識がはっきりできたきっかけはストーカー防止法案の成立だな。
世間では青少年育成保護条例をして「自由な恋愛を禁止するな!」と批判するものが多くみられるが、おれはそれをみて「セックスせにゃ恋愛できないと思ってるんだなあ」と思った。いやさそこは譲ってセックスを要するものだとしても、本気で「恋愛」しているならセックスが条例に触れたって隠し仰せるでしょ?条例にひっかかるってことはその事実が露見するからであって、露見するってことは条例のリスクを知ってか知らずかすすんで周囲にバラしてしまうとか、誰かに恨まれるかやっかまれるかして密告されるとかしてるってことでしょ?
それに対してストーカー防止法案に対してはさしたる批判もなく双手をあげて世間に受け容れられてるような気がするんだが、俺にしてみりゃあれで恋愛を禁止されたようなもんですから。ストーカー的行為の定義からして、俺みたいなんが愛の告白をするだけで相手にしてみりゃ嫌がらせと思われる危険性大、ゆえにストーカー防止法案に触れてお縄頂戴!てなもんですよ。
ちなみに以上のような思想は俺自身以前から持っていて(はっきり形になってきたのはここ2〜3年だけど)、いぜんはそれを「恋愛に対する期待値が低い」ってふうに表現してたな。3次元で恋愛したり、あるいは恋愛するためにファッションやメジャー趣味に金と時間を使ったりしても、なにもいいことがないような気がして。電波男を読んでいて、この感覚が俺一人だけの妄想じゃなくてよかったな〜とか思ってたりします。


あと、著者がADHDだったかもしれないと書いてはるなあ。俺このへんもなんかひっかかるものを感じるんだけど、そのはなしはまだかたまってないのでのちほどチャンスがあれば。