アメリカの親を困らせる少女の早熟化

(id:TomoMachi:20040620)
アメリカでは少女の二次性徴発現平均年齢が9〜10歳に早まっているらしい。しかも黒人の半数、白人の15%が8歳で始まっているだなんてすげぇなあ。つるぺたが消えていく。しかも原因はいまだ不明とか。
しかしこれに対抗する、すなわち「二次性徴の発現を遅らせる」という話題がすでに日本のテレビで放送されているのだ。
http://www.ntv.co.jp/FERC/research/20030119/r087.html
特命リサーチ200Xにて、「身長を伸ばす」方法のひとつとして「思春期の到来を早めない」が挙げられており、

睡眠不足や肥満は、思春期を早める可能性がある。十分な睡眠を取り、運動をし、食べすぎをせずに肥満を回避することによって、思春期の到来を早めず、身長が伸びる期間が長くなれば、最終予測身長よりも背を伸ばすことができると考えられるのだ。

と結ばれている。つまり睡眠不足と肥満が早熟の原因になるということらしい。アメリカをはじめとする多くの先進国で近年の子供が多くの娯楽と栄養価の高い食べ物に囲まれて育ち、結果として一昔前より睡眠が減って肥満が増えているであろうことはたやすく想像がつく、というか日本は確実にそうなってるだろ。特命リサーチの内容を信じるか信じないかはとりあえずおいとくとしても、こんなところで符合がみられるとにわかにその因果を信じたくなってしまうような情報ではある。
…と思ったが、どうも早熟になってるのは女子だけのようで「男子の性徴は50年前に比べてまったく早まっていなかった」とのことだ。夜更かしや肥満傾向が女子だけにみられるなんてこともないよなー。やはりコトはそう単純ではないみたい。