金魚運動で全て解決します。保存会

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男の負け犬は女よりミジメ (ゲンダイネット)

http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=31gendainet0511346&cat=30
クリ島から拾ってきた。いわく、女が結婚相手に求める条件が昔よりも非現実的厳しくなってるそうな。

かつての『3高(高学歴・高身長・高収入)』に加え、最近は『3低(低姿勢・低リスク・低依存)』がトレンドです。レディーファーストをわきまえ、安定した職業で、なおかつ相手を束縛しない。そんな男性でなければ相手にされないのです

そんな男にはなれたとしてもなりたいとは思わない。俺は根っから負け犬だな。
「まあ、だんだん女も結婚しなくても生きていけるようになってきてるし、以前ほど結婚そのもののメリットがないから、当然といやー当然よね」
おっと、カナりん久々だな。って、じぇんじぇん登場させなかった俺が悪いんだけど。
「しょせん結婚なんて個人主義を抑えこんで社会体制を維持するためにあるようなもんだから。以前なら結婚そのものが美徳だったっていうか、いつまでも結婚しないというだけで白い眼向けられるような慣習がまんべんなく分布してたからなんとかなってただけだもんね」
あんたラジカルだなあ。
「ついでにいえば、以前には結婚した場合に男女が担う役割もある種マニュアル化されてて、それに従ってれば幸不幸はともかく生活を安定化できる確率は非常に高かった。子供を何人か育てるというメニューもそこに入っていたしね。それはもちろん年功序列と終身雇用に支えられていたわけで、そのバックにはもちろん高度成長と生産人口増加があったわけでさ」
第一・二次産業やってる人を思いっきり無視してるな、まあいいけど。
「そういう結婚生活を支えるための社会的な前提がくずれて、うらはらに個人主義的な考えが以前より通りやすくなったとなれば、我慢で成り立ってた結婚をわざわざする必要なんてもうないじゃない」
なんか既婚者に恨みでもあるのかねあんたは。実際結婚して幸せになってる人達だっていっぱいいるのに。
「本当に幸せになってる人達はいいのよ、それは結婚してよかったパターン。でも、結婚してよかったと思い込まされてるだけの人だっているんじゃないの?ていうか結婚披露宴とかパーッとやるのはきっと幸せだと思い込ませるためよ!結婚を人生の一大セレモニーとして盛大に祝福してみんなでよってたかっておめでとうって連呼してさー、あれって集団催眠そのものじゃ」
あー、すいませんきょうのカナりんはブラックカナりんでしたのでここまでで打ち切り!
で話を元に戻しますが、引用元の記事は女の負け犬にはそれなりの寂しさの紛らわせ方があるけど男の負け犬は悲惨、みたいに締められてます。そういう実態を鑑みたとき、オタクという生き方は独り者のまま生涯を終えそうな男負け犬にとって、寂しさを埋めて余りある生き甲斐を与えてくれる素晴らしい生き方ではないかと思います。負け犬予備軍な男のみなさん今からでも遅くない、オタクになりましょう!いやオタクだから負け犬なんだとかいう説はほっといて!
ちなみに酒井順子の「負け犬の遠吠え」は俺も読みましたが、「負け犬と依存症」という章になんだかオタクに相通ずるものを感じました。女が未婚のまま30過ぎて負け犬化する頃には金と暇を持て余してるのでそれをつぎこめる何かに依存するようになる傾向がみられるって話なんだけど、男のオタクは10代そこそこからそんな具合だったりするわけで、なんだかなー。